だんだんダメになってく。

今日は小樽でお仕事でした。

最近は世の中に便利なものや機能が備わるようになってきましたよね。
クルマで言うと暗くなってきたら自動的にライトがついたり、カーナビの進化は目を見張るものがあります。
その他家にいなくても勝手にお掃除してくれるお掃除ロボットとか、とにかく人間がやっていたことを代替して行ってくれるものが多いですよね。

この間テレビのCMで「前のクルマとぶつからない技術」が紹介されていて、実際にデモもやっていたのを見ました。

確かに世の中は技術の進歩とともに便利で快適な生活が送れるようになってきました。
でも、それって必ず必要なものや機能なんでしょうか?
上で書いた「前のクルマとぶつからない技術」も技術的にはスゴいシステムですし、開発した人はスゴいなぁって思うんですが、それが必ずしも必要な機能なんでしょうか。

便利になればなってくるほど人間が元々行っていた動作は減っていき、やがては何もしなくても機会がなんでもやってくれるようになる時代がくるんだとは思います。
確かに体が不自由な人がいてそれを代替・補助するために使われるのならすばらしいことだと思います。
ただ僕が感じるに、なんでも機会まかせになっていて人間本来の判断力や常識、そういったものが欠如してきているんじゃないかなぁと思うんです。

カーナビだって自分で道を覚えようとすれば必要ないわけですし、ライトだって自分が暗いなぁと判断すればスイッチをつけることは出来ます。前のクルマにぶつからないようにするためにはしっかり前を見て運転するか、それが出来ないなら運転免許なんかとらない方が良いんです。
掃除機だって忙しい時間の合間を見計らって、なんてしなくても普段から整理整頓していればかける手間だってずいぶん減ると思います。

日本は技術大国だからどんどん新しい技術が発明されること自体は良いことだと思いますが、「ちょっと不便だなぁ」と思うくらいが人間味があっていいんじゃないでしょうか。
不便ならそれをどうやって解決しようか?と知恵を絞れば良いだけですしね。
便利すぎる世の中は人間をダメにしますね。もっと思考回路を刺激させないと歳とってからボケちゃいますからね^^;;;;;


以上、意見広告ならぬ意見日記でしたm__m